作品仕様
作品解説
人から必要とされなくなり、捨てられたモノが時を経て、徐々に浄化し、美しく変容していく様を、象徴的に建築、インテリア空間で表現した。人々がモノに対するありがたさや思いやる気持ちを高めて欲しいという願いを込めた。SDGsに意識を向け、社会的問題を意識してもらうトリガーになり、歴史的な夢の島のこの美術館で新たな未来の夢を見られる様にSDGsに関わるシアター、ギャラリー、カフェ、レクチャースペースなどの様々な要素を盛り込んだ。
プロセス
街を歩きながら意識すると、多くゴミが落ちていることがわかり、胸が痛む。このような現状を空間やデザインの力でなんとかできないだろうかと思い、このプロジェクトをスタートした。SDGsを調べていくうちに、日本人の美徳であるモノを大切にする気持ちやモノには感情や心も潜んでいることに気がついた。これらを混沌→感じる→浄化のプロセスを可視化することで、人々の意識、感情、行動を変化させる、日本的な文化も世界発信できる企てをしていった。