卒業研究展に寄せて

文化学園大学学長 清木 孝悦(せいき たかよし)

造形学部卒業研究展が3年振りの対面・来場型で2月に実施されました。過去2回のオンライン展示もそれなりの良さがありましたが、熱気あふれる会場で、画面越しではなく直に触れることにより伝わるものは、やはり格段の違いがあったことでしょう。

デザイン・造形学科と建築・インテリア学科の卒業研究は、学生各自がテーマを設定してその研究の成果を作品または論文として発表するという、いわば4年間の学びの集大成です。

一人一人の学生が、どのようなテーマ設定をするのか、それを掘り下げ、如何なる作品や論文として結実させたか、興味は尽きません。

このオンラインの掲載からも想像を超えるユニークな作品や論文に多数出会えることを心から期待しています。