作品仕様
・「春よ、はやく。」予告編 上映時間:1分23秒/カラー/2020 形式:動画映像データ ピクセル数:1920×1080 (レターボックス:シネマスコープサイズ) データ形式:ProRes 422HQ(上映用)、H.264(ネット用)
・「春よ、はやく。」本編 上映時間:49分16秒 / カラー / 2020 形式:動画映像データ ピクセル数:1920×1080(レターボックス:シネマスコープサイズ) データ形式:ProRes 422HQ(上映用)、 H.264(ネット用)
・「Questions about starring」メイキングインタビュー動画 上映時間:8分18秒/カラー/2020 形式:動画映像データ ピクセル数:1920×1080 データ形式:ProRes 422HQ(上映用)、 H.264(ネット用)
・「Questions about 春よ、はやく。」メイキングインタビュー動画 上映時間:21分41秒/カラー/2020 形式:動画映像データ ピクセル数:1920×1080 データ形式:ProRes 422HQ(上映用)、 H.264(ネット用)
・「春よ、はやく。」本編 上映時間:49分16秒 / カラー / 2020 形式:動画映像データ ピクセル数:1920×1080(レターボックス:シネマスコープサイズ) データ形式:ProRes 422HQ(上映用)、 H.264(ネット用)
・「Questions about starring」メイキングインタビュー動画 上映時間:8分18秒/カラー/2020 形式:動画映像データ ピクセル数:1920×1080 データ形式:ProRes 422HQ(上映用)、 H.264(ネット用)
・「Questions about 春よ、はやく。」メイキングインタビュー動画 上映時間:21分41秒/カラー/2020 形式:動画映像データ ピクセル数:1920×1080 データ形式:ProRes 422HQ(上映用)、 H.264(ネット用)
作品解説
本作品は、劇映画における【音】を主軸とした研究です。 難聴を患った人間をヒロインに据え、そのヒロインが体験する感情やプレッシャーを映像作品として表現するために【音】を触媒に新たな表現方法を模索しました。キャラクターの心情に合わせてBGMの音程に違いが生まれる、耳鳴りの演出の際、片耳だけノイズ音が鳴り響く、耳鳴りのような音の演出を追加、水の中にいるような感覚を効果音で演出。
上記の音響効果と映像を掛け合わせ、新たな演出表現を見出しました。
プロセス
原案をもとにシナリオを制作し、絵コンテをきりました。同時に、Zoomを用いて演者と脚本の読み合わせを行い、新型コロナウィルスの状況をふまえたうえで撮影を決行しました。その日ごとの撮影データをPCに取り込み、撮影と編集を同時に進めました。また、アフレコで演者の台詞を別録し、映像と音響の親和性を高める工夫も施しました。撮影及び録音が終了後にグッズやポスターの制作にも取りかかり、全体としては映画の興行と大差ないプロジェクトとなりました。
教員講評
脚本・監督のほか、撮影・録音など主要な技術ワークも作者1人で行なって制作した長編劇映画。市井の男女を描写した数々の名作で知られる日本映画黄金期の名匠、成瀬巳喜男監督作品のような、動作の連続性を重視した撮影と演出、日常的な台詞と繊細な仕草や視線のやりとりで感情を表す映像演技を用いて、日々葛藤する等身大の若者を描いた。また、録音方法を独自に研究して収録・編集した心理的な音響が画面の臨場感を高めている。