宇宙で暮らす「ふたり」に焦点を当てた、愛や信頼の形を表現する短編小説

橋爪 梨沙

作品仕様

養子を迎える義務がある星で暮らす主人公と、迎え入れられた養子の穏やかな夜の一幕を描く。親子の愛情の話。

マイノリティへの偏見や排除の意思が強く残っている星をずっと昔に飛び出していった親友が、ある日再び主人公の家を訪れる。変わらない友愛と恋愛の話。

色んな種族が暮らす大きな星の観光案内所で働く主人公が、悩みを話す部下に「自由」の形について話す。種族の違う2人の持つ価値観から見る、信頼の話。

幼い頃に憧れた選手の言葉で星を飛び出し、憧れの人の弟子になった主人公。憧れた人に見てもらいながらレースシップで風を切り駆け抜ける、師弟愛の話。