デザイン・造形学科 メディア映像クリエイションコース
作品仕様
作品解説
この本では高知県の土佐刃物という長い歴史のある刃物産業に目を向け、約1ヶ月半現地に足を運び、知ることのできた土佐刃物と高知県の歴史や、1本の鉄の棒が包丁になるまでの工程、そして土佐刃物と向き合う職人たちの姿を紹介した全261ページの写真集です。 その職人たちが作業を行う際の炎や光の色、熱さ、実際には聞こえてこない音までも感じられるような写真を多く使いました。 また、土佐刃物の文化を支える人々にも関わることができ、紹介しています。 その他には 10人の職人にインタビューをすることができ、 それぞれの職人の姿と言葉をまとめたページも掲載しています。 刃物作りは1本ずつ時間をかけて作っているものだと思っていたのですが、そうではなく、1工程での1本あたりの作業時間は約20秒ほどです。その素早い作業の中で職人の目や顔と手元をしっかりと映すことのできる画角を何回も撮影を繰り返して可能な限り動いて撮影しました。総撮影枚数は11,465枚、そのうち写真集に採用したのは202枚でした。 真夏の工房は鉄を熱する炉が800度にもなる作業があり、横で写真を撮っているだけで汗だくになるほど過酷な環境でした。
