作品仕様
作品解説
近年、コロナ禍やSNSの普及につれて、観葉植物に興味を持ち日常生活に取り入れる人が増えている。ストレス社会の日本において、観葉植物から得られる良い影響とは何か、またストレス社会の解決に繋げる研究を行う。 観葉植物を室内に置いているだけで人にどのような影響をもたらすのか研究して(←削除)、造花と生花の違いも明確にする。また(←削除)生花からしか得られない効果について多くの人に知ってほしい。
研究方法として、まず今までに発表された論文から生花と造花の効果の違いを明確にした。論文は18件あり、生花の効果は主に自律神経の改善が特徴的であり、心理的・身体的な考察がされ緑が意匠だけの役割ではない事が明らかであった。対して造花は、生花と比べてリラックス効果を高めたりストレスを和らげる効果が弱いことがわかった。続いてインテリア雑誌『ELLE DECOR』から、観葉植物の流行時期について分析した。結果として、2003〜2025年の全129巻のうち観葉植物に関する特集が12巻、その他に関連する内容が掲載されたものが15巻見つかった。2011年から観葉植物に関する特集が始まったことから、その頃から植物をインテリアの一部として取り入れるスタイルが流行し趣味として自宅で育てる文化が定着したことが読み取れた。最後に、造花に対する印象や視覚的に生花と造花を認識できる範囲に関するアンケート調査を男女120名に行った。集計した結果、多くの人が生花と造花の判別が出来ていない画像が複数枚あった。全体の傾向として、植物の一部にしか光が当たっていないものや表面の水分が多いもの、複数の種類が混ざっていて彩色豊かなものは造花と生花の判別が難しいのではないかと推測した。その他生花の代わりに造花を取り入れることや観葉植物に関する質問を行い、肯定的な意見が多いことが分かった。
結論として、生花ほどの効果は少ないものの造花でも場面によっては生花と同等の役割を果たすことが出来ると分かった。また観葉植物が、インテリアを構成する要素として大きな役割を担っていることが明白であった。
