卒業研究展に寄せて


文化学園大学学長 清木 孝悦(せいき たかよし)

2024年度の造形学部卒業研究展が2月に開催されました。

デザイン・造形学科と建築・インテリア学科の卒業研究は、建学の精神「新しい美と文化の創造」の理念のもと、“生活を豊かにするデザインやモノ”という視点に立ち、学生各自がテーマを自由に設定して研究し、その成果を作品または論文として発表するもので、4年間の学びの集大成と言えます。

 造形学部の教育成果を学内外に広く発信する機会として毎年多くの方々にご覧いただいており、一人一人の学生が、どのようなテーマを設定しそれを掘り下げ、作品や論文として結実させるか、興味深いものがあります。

 想像を超える発想によるユニークな作品や論文に多数出会えることを心から期待しています。