Coexistence　with　nature

作品解説

匂いは人の記憶に残りやすく、花や植物は人の心を動かす。「匂い」と「心を動かす花や植物」、それらが交差した時、五感を通して花や植物を感じる事ができる空間を創造した。香りを運ぶ風という意味の『薫風』という言葉から、お香の煙が生み出す曲線がモチーフの作品。フラワーショップ、フラワーカフェを宿泊施設に複合することで花や植物を感じながら日常の中に花と植物があることを擬似体験出来る施設。床は風紋をイメージした凹凸のあるデザイン、壁面と天井は花や植物によって満たされ、五感でそれらを感じる事が出来る空間。